書くか迷ったのですが、
いいことだけ書いてもうそっぽいのでこの日起きた出来事を書いてみます。
ちょうどカフェで久しぶりにインターネットをして、
その後、南アフリカ博物館に向かおうとしていた時でした。
ちょうど博物館に向かう少しだけ人通りの少ない路地に入ったとき、
30代後半のおじさんが「小銭ちょうだい」と言ってきました。
子どもが家でお腹を空かしてまっているから、
パンを買いたいのだと・・・。
マリファナなどの薬代に使われることも多いらしく、
路上では人にお金をあげちゃいけないよ!と言われていた僕は、
いつものように軽く無視しつつ、美術館は目と鼻の先だったので、
早く美術館に入っちゃおうと思っていました。
しかし入ろうとしたそのドアは非常口だったらしく、
開かず、どっから入れるんだろうと思っている横で、
おじさんは小銭をくれ、子どもにパンを買いたいんだ!とずっと話しかけてきました。
付きまとわれたくないから、ポケットに入っていた小銭をあげたのだけど、
これじゃ少ない、紙幣をくれ!と言いだし、
ないないと言ってもついてきた。
すると今度は俺はナイフを持っているんだ!
お前の持っているお金を全部奪われたくなかったら紙幣をよこせ!と言ってきました。
お前知っているのか!ケープタウンはそういう町なんだぞ!
毎日お金欲しさに人が襲われているだぞ。と繰り返してきました。
必要にナイフで襲うぞ!と言われ、
さすがに少し怖くなり、他の歩行者の近くを歩きながら、
相手がナイフを出したら、お金をだろう・・・そう決めてもと来た大きな通りに向かって歩いていると、
大通りの直前で止まり、引き返していった。
その後、別の通りから博物館には向かったのだけど、
さすがに今回の経験は怖かった。
ケープタウンはそれなりに安全と聞いていたし、
博物館の裏とはいえ、人通りもあり、日中だったので、
予想に反したこの出来事は、その日一日心に引っ掛かり続けた。
海外を旅するということは、
こういうことなんだな・・・と改めて知らされた。
でもこのことでより身の安全を考えて行動するよいきっかけになったと今は思えます。
今までも十分に人通りがあり、日中しか歩かないようにしていたけど、
まだまだ注意は必要みたいっす!
必ず生きて帰るので御心配なく。
今度は迷いなくこういうときはお金をあげようと思います。
もしもーってこともあるので。
バス停&駅隣の大きな通り
おしゃれなカフェが立ち並ぶ通り
若者が好きそうなおしゃれなお店が並ぶ通り